怒られる内が花 ~白鵬と御嶽海~

名古屋場所9日目。

 

御嶽海vs琴奨菊の取り組みは、御嶽海に軍配が上がりました。

 

まずまずの成績を残している御嶽海に対し、三役陥落目前の琴奨菊

 

取り組みはとてもあっけなく、あまりにも見慣れた琴奨菊突進からの即敗北というものでした。

 

あれは本当に「しょうがない」のか。

 

避けた御嶽海が卑怯なのか?相手を見ずに捨て身で突っ込む琴奨菊が悪いのか?

そもそも変化は食う方が悪いのか?

 

見る人によって評価は様々だとは思いますが、本日解説の北の富士さんの態度がとてもしっくりきました。

 

北の富士さんは敗れた琴奨菊には一切触れず、御嶽海の変化をとがめていました。

 

これがすべてなんじゃないかなって・・・

 

 

 

野村克也さんの名言に「三流は無視、二流は賞賛、一流は非難」というものがありますね。

 

野村さんが解説ではないのでイコールとはいきませんが、まさにこれなんじゃないかなって。

 

すでに琴奨菊は論ずるに値しない力士になってしまっているのではないか。

 

琴奨菊の立会うんぬんよりも、御嶽海のほうが重要なのではないか。

 

 

 

それと同じことが、白鵬にも言えるのではないかと思います。

 

変化横綱白鵬は、すでに論ずるに値していない。

 

彼が肘鉄を繰り出そうとダメ押しをしようと、すでに彼は角界にとって「終わった人」であり、裸の王様なのではないか。

 

宮城野親方ですら何も言えず、「はいはい強いねよかったね大横綱だね」という半ば諦め呆れムードが漂っているのではないか。

 

5日目の嘉風戦も、白鵬が変化した瞬間嘉風は体の力を抜き「あっ、やっぱり変化するんだ」と、あきれ返っていたように思いました。

 

嘉風の背中が物語っていました。

 

しかし白鵬は負けない。

 

あの醜い変化も無様なガッツポーズも、しばらくの間はのさばることでしょう。

 

強さがすべての世界において、誰も白鵬を越えられないのだからしょうがないです。

 

 

それにしても宇良の涙は美しかった。

 

日馬富士に勝った直後は、「乱れたまげも直さずどうしたんだろう?」と見守っていましたが、インタビューでの突然の涙がすべてを物語っていましたね。

 

「信じられない」と。

 

 

 

昨今、インタビューで涙する男性を小ばかにする風潮があります。

 

男の涙を優しく包み込めぬ人間に、どれほどの価値があるのかと。

 

無価値だ。

 

終わります。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。